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説教は1回叱ったら4回褒める「心理学の “黄金比”」


こんな質問をいただきます。

「仕事で部下を叱れない。関係性を悪くしたくない。部下になんて言われるか分からない。」


多くの上司が悩んでいる事のひとつだと思います。


ハラスメントが叫ばれてきて、上司の肩身が狭くなっていると感じる人もいると思います。


もともと不快感を与えることをしていたなら狭くなって当然ですが、指導や評価に影響してきているのも事実です。


時に行き過ぎてしまい、部下からのハラスメントも聞かれたりします。


さて、悩みの部下を叱る方法ですが、心理学では「説教の黄金比」があります。


今回は、“関係を維持しながら”部下を叱るバランスについてお話します。

「1回叱ったら、4回ホメる」

 部下を叱るのは難しく、神経を使います。


自分の言葉がきっかけでやる気をなくし、辞めてしまうのではないかと心配になるのもわかります。


叱る回数に関して、心理学では黄金比があります。



ワシントン大学のジョン・ゴットマン教授は長年、対人においての研究をされてきました。


それによれば、上司と部下の関係では「1回叱っても壊滅的にはならない、その後に4回褒めることが必要だ。」としてます。


さらに、「関係性によってこの黄金比は変わる」ことが分かっています。

その黄金比は次の通りです。

  • 部下 叱る1:褒める4
  • 同僚 叱る1:褒める5
  • 友人 不快1:喜び8


親しい方が相手に対して良い感覚を与なくてはいけない回数が増えることは意外でした。


気を許していたり、プライドがあったりする相手というのが影響するのでしょうか。


しかし、どれにでも共通して言えることは、叱る方法はその人の性格や特徴に合わせなくてはいけません。


なかには、「説教がトラウマになる人」や「緊張感のある雰囲気が効果的な人」もいます。


回数を守ればいいというわけではなく、それくらいのバランスで相手に合った方法で教えてあげることが一番大事です。

参考書籍

思いのままに人を操るブラック心理術 [ 内藤誼人 ]

ブラック心理学の第一人者が教える

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クレバーな「人たらし」になる61の極意


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この記事を書いた人

心理師ブロガー┃公認心理師,健康管理士,介護福祉士
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