名前を呼ぶ度に好感度は上がる!?言葉と人間関係の心理学

 名前を呼ばれると人は無意識に好意を抱いてしまいます。


さすがに、呼べば呼ぶほど好感度が上がる訳ではありませんが、対面やメール、電話で話をする度に名前を呼ぶことは有効です。


できれば1度のやり取りで3回を目標に相手の名前を入れてみると良いでしょう。


なぜなら、名前を呼ぶ回数は「その人との付き合いの長さに比例している」とされています。


何度も呼び掛けることで、長い付き合いをしている友人や知人であるかのように感じるのです。


さて、今回は「名前を呼んだときの心理効果」について解説していきます。


この記事では、“あなたの信頼や好感度を気づかないうちに爆上げ”することができるかもしれません。

目次

好感度が上がる名前を呼ぶ実験

出典:写真ACFineGraphicsさん

親密感アップする初対面での実験

アラスカ大学のクリス・クラインクは、初対面の人に15分間の会話をさせるという実験をしました。
ペアの相手はサクラ(実験協力者)で、会話で「何度も名前を呼ぶグループ」と「一度も呼ばないグループ」で会話をさせました。

15分後に実験参加者へ相手の印象を尋ねると「何度も名前を呼ぶグループ」へは「フレンドリーな人だった」という評価がされました。
さらに、「また会いたいか」と尋ねると「はい」が多く聞かれたのです。

相手の名前を会話に入れるだけで親密感を感じさせ、また会いたいと思ってもらえる事が分かりました。

名前を呼ぶことは簡単にできて、得られるメリットも大きいです。

恋愛関係を長続きさせる実験

カリフォルニア大学のチャールズキング博士は、55組のカップルを対象に、「名前を呼び合うカップル」と「名前を呼ばないカップル」では交際期間に違いがあるのかを調べました。

結果、名前を呼び合わないカップルは、5か月後に86%の確率で別れてしまっていました。

初対面に限らず、名前を呼ぶことはプラスの効果を相手の心理に働きかけることができるのかもしれません。

名前を呼ぶと好かれる理由

出典:写真AC FineGraphics

名前を呼ばれると親密感を抱くのには、次の理由が考えられます。

自尊心(承認欲求)を満たす

名前を呼ぶことは、相手の存在を認めている事になります。

そのため、無意識に存在を認めた相手に好感を抱きやすいのです。

特に、大勢の人が居るような場合に、存在を認識されると優位に働くこともあります。

印象を残すことが出来る

名前を呼んで話をするだけで、相手の印象に残りやすくなります。

人は自分に関係する話題には敏感に反応する「カクテルパーティー効果」自分が関与していることは印象に残りやすい「自我関与」があります。

そのため、名前を呼ぶ方が相手に伝わりやすくなります。

また、思い返したときに、その人の印象や記憶が残っていると、その意味を考えてしまうものです。

名前を呼んで明るく楽しい話をすると、「あの人との時間は良かった」と思われて、印象も良くなります。

言葉の距離感を考えてみる

出典:写真AC こうまる

人との直接的な距離だけでなく、言葉や話し方によっても距離感を感じさせることがあります。

時には、ちょっとしたことの言葉の行き違いで誤解を受けたり、相手を怒らせてしまう事があります。

これは、自分と相手との心理的距離を間違えたことが原因になります。

例えば、仲のいい上司でも馴れ馴れしい言葉遣いは禁物です。

また、友人同士でも敬語で話していると親しみを感じれなかったりするでしょう。

これらのような言葉の距離感を、きちんとわきまえることは対人において重要です。

名前を呼ぶときの注意点

出典:写真AC  acworks

 名前を呼ぶメリットは大きい事が分かりました。

しかし、名前を呼ぶときは注意しなければならないことがあります。

これをすると、すべての努力を台無しにしてしまう可能性があります。

名前を間違えない

名前を間違えられることは、相手にとって不愉快であり、不信感を与えてしまいます。

まったく違う名前で呼んでしまうと「私を覚えてくれていないんだ」とマイナスな印象を感じさせてしまいます。

また、メールで送る場合には、「齋藤」を「斉藤」、「髙木」を「高木」などの誤表記に注意しましょう。

漢字の間違いをこだわる方もいます。

「サイトウ」という漢字に関しては次のような一説もあります。

具体的には「齋藤」は旧字体で書いてしまったパターンで、「齊藤」は旧字体の書き間違い。そして「斉藤」は本来の「斎藤」の書き間違い、というのだ。

https://toyokeizai.net/articles/-/65709?page=2

これを知っていると、「間違った漢字を送られた」と受け取られてしまう可能性があります。

細かい配慮が相手に伝わると、見えている配慮よりも好感度を与えます。

あからさまな好意よりも細かな気遣いを見せる方が印象は良くなるでしょう。

名前を呼び過ぎない

名前を頻繁に呼び過ぎると、くどい印象を与えてしまいます。

名前を呼ぶことは、相手の意識を振り向かせることでもあります。

頻繁に振り向かせると相手が疲れてしまいます。

「かまってかまって」とずっと言われているのと似たようなイメージです。

また、「親切で優しいですね」と言われると嬉しいですが、何回も言われると慣れが生じて、何十回も言われると「本当にそう思っているの?」と不安にさせてしまいます。

これは、名前でも同様です。

わざと名前を呼んでいると思わせてしまうと、逆効果になる可能性もあります。

まとめ

相手の名前を呼んであげることは、心理的に良いことがわかりました。

しかし、名前を呼ぶときに注意する点があります。

得られる心理効果が簡単で協力だからこそ、名前を呼ぶタイミングは考えて使っていきたいですね。

上手な人間関係に繋がることを応援しています。

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この記事を書いた人

心理師ブロガー┃公認心理師,健康管理士,介護福祉士
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