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現代に必須!今を生き抜く心の鍛え方【心の筋トレ】

 人には”心”というものがあります。


大きなストレスを受けた時、それに耐えるのは”心の強さ”です。


そして、いろいろな興味関心の原動力になるものです。


実は心の精神力は筋肉のように鍛えることができるんです。


スピリチュアルではなく科学的にそう言われています。


なので、今回はその理由と鍛え方をお伝えしたいと思います。


この記事は現代社会を過ごす全ての人に必要な内容となっています。

目次

心とはなにか!?身体の中に実在する心

TicTacさん

 突然ですが、”心”という”臓器”を見たことありますでしょうか?


驚いた時や辛い時、胸がキュッとした経験はあるとは思いますが、心を臓器で言うなら”脳”です。


脳の機能が心になります。


なぜかというと、出来事に対する感情も思考も脳で認知しているからです。


精神力(自己コントロール能力)というとスピリチュアルな話だと敬遠されがちですが、生体として立派な精神機能なんです。


そして、精神機能は筋肉のように鍛えることができます。


心臓にも心筋という筋肉があり、負担をかけると肥大化、ムキムキになっていきます。


脳も鍛えれば脳面積が増えると言われているので肥大化、ムキムキになっていると言えます。


心は学習によって鍛えられた脳が認知能力を高めるので、ムキムキになったと言えるでしょう。


では、実際の研究をもとに見て行きましょう。

実際の研究

米国ニューヨーク州立大学のマーク・ムラヴェンは「甘いものが食べたい」などの小さい衝動が起きた時に「今日は我慢して明日にしよう」など我慢することを2週間行わせるという研究を行いました。

その後、自己コントロール能力のテストを比較すると能力がアップしていたのです。

筋トレのように「もう少し」と限界の回数を増やすという内容でも成果が表れました。

もともとのストレス処理能力や能力の向上にはもちろん個人差はあります。


その日の精神状態や外部環境が影響するものでもありますが、効果はあったと言えると思います。

心の鍛え方

 自己コントロール能力が向上した背景には、小さいことの我慢を続けられた自信の蓄積とそれによって気分が良くなったり、体調が改善したなどのプラスの影響もあったのではないでしょうか。


「私ならできる」という自己肯定感は精神力に比例します。


なので小さなストレスを処理することを続け、自信を持つことが精神力を鍛えることになります。


「心が強くなったことを経験から学習する」これが精神力の鍛え方です。

また、脳は一度受けたストレスを記憶し耐性を作ります。

なので、適度なストレスは心を強くし、ストレスフリーな状態が続くと傷つきやすくなります。

しかし、ストレスを感じやすい人もいます。

まずは、以下の記事などを見て自分を知り客観的な思考を作りましょう。

前向きになるために必要な感情

人間は嫌な記憶は美化するようにできています。


ストレスから逃れるための本能です。


それによって嫌な過去も笑い話にできるようになるものです。

チクッとする嫌な出来事は乗り越えて、自信の糧にしてしまいましょう。

前向きな性格と後ろ向き性格、あなたはどちらでしょうか?


性格は遺伝、文化や生育環境、習慣などによって決められると言います。

そのため、性格は十人十色でしょう。


「私は後ろ向きな性格だから…」と悲観する必要はありません。

今からでも前向きになる方法があります。


それが、「自尊感情を身に付ける」ことです。

自尊感情とは

 「自尊感情」とは自分を認めている自己肯定感の事を言います。

例えば、「仕事が出来なくても自分を好きでいられる」のは、自尊感情が高いと言えます。


アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズは”前向きと後ろ向きな性格の違い”はその「自尊感情」によるものとしました。


自尊感情を割り出す公式を考えたジェームズは「成功に対する願望が高い人」は失敗したときに自尊感情が低くなりやすいと考えました。


そのため、完璧な成功を思い描いてしまうと、思い通りにいかず事あるごとに自尊心が低下してしまいます。


ローゼンバーグは「自尊感情尺度」と言う、自尊感情を図るテストを提唱しました。


10項目の質問に「いつもそう思う(4点)」「時々そう思う(3点)」「あまりそう思わない(2点)」「そう思わない(1点)」で採点していくものです。”25点以下は自尊感情が低い”、”26点以上を自尊感情が高い”としています。

「自尊感情尺度」
「いつもそう思う(4点)」
「時々そう思う(3点)」
「あまりそう思わない(2点)」

「そう思わない(1点)」
”25点以下は自尊感情が低い”

”26点以上を自尊感情が高い”
  1. 自分に満足している
  2. 時々自分はダメだと思う
  3. いくつか見どころがある
  4. 友達と同じくらい、いろいろなことができる
  5. 得意なことがあまりない
  6. 「役に立ってない」と感じることがある
  7. 他の人と同じくくらい価値のある人間だと思う
  8. もっと自分を尊敬できたらと思う
  9. 何をやっても失敗するのではと思ってしまう
  10. 自分は前向きである

ローゼンバーグは自尊感情が高い人は「これで良い」と考えているとしています。

とある有名なアニメ”バカ〇ンのパパ”は自己肯定感の塊と言えます。

このように考えている人は「自分は自分、人は人」と分けて考え、自分の価値を見出すことができる性格だと言われます。


自分を認めてあげられるようになるには自分を肯定的に捉える事です。


肯定的に捉えるには、自信を身に付けることが必要です。


自信を身に付けるには小さな課題をこなしていくことが効果的でしょう。


実際にスモールステップは教育やビジネスの場面でも使われる方法です。


心理学には「学習性無力感」という言葉があり、回避できない状況に長期間置かれるとその状況を変える行動が出来なくなるというものです。


そのため、自尊感情を高めることと同様に、学習性無力感を回避する努力が必要です。

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この記事を書いた人

心理師ブロガー┃公認心理師,健康管理士,介護福祉士
有益な心理学を発信、心と生活の豊かさを応援
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