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「でも、だって…」口癖から見抜く心理学

 口癖やよく使う言葉は誰にでもあると思います。


使う言葉や口癖によって、性格もしくは思考やその時の心理というのが分かります。


例えば、[朝の出勤時に偉い上司と廊下で会った時]に次の質問をされたときのことを想像してみてください。

お偉いさん

いつも、君の部署は掃除をちゃんとやっているかい?

急に聞かれると、多くの人は次のような答えを返してしまいがちです。

一応、やってます

多くの人は”掃除”はできているけど、”いつも”という言葉に自信がなくなり「一応」という言葉を使ってしまうのではないでしょうか?


「一応」は防衛的で自信が無い時に使いやすい言葉です。

このように、言葉から状況や心理を見抜くだけではなく、どのようにすると信頼が得られお願いが通りやすいかも分かるようになります。


この記事は、人付き合いや仕事をするうえで有利になります。

「一応」「とりあえず」

 「一応」「とりあえず」を会話で頻繁に使う人は「自分の発言に自信が無い」場合が多いです。


発言に対する一種の防衛反応でもあり、詳しくは知らなったり、憶測の場合に使う事が多いのではないでしょうか。


実際、聞いている側には頼りなさや不安を与える言葉にもなります。


さらに、不安のあおりというのは相手を不愉快にさせる事にもつながります。

これ、やっておいてくれる?

一応(とりあえず)、やっておきます。

え?一応?

些細な言葉一つで相手の反応は変わりますね。

言葉と心理状態を知っておくと言葉選びにも有利です。


他にも、意図的に使う場合には「頑固」「考えを曲げない」心理にもなります。


意図して「一応やっておきます」と言った場合、考えがあるんだろうと捉えられます。

しかし、不信感を与えるのであおり度は高めです。

「だから」「結局」「つまり」

 この言葉の裏には、自分の正しさが一番にあります。


「だから、こうなんですよ。」というように理屈っぽく、自分の主張を強める言葉になるからです。

主張に対して芯がある、という点では頼もしいのでリーダーには向いていますが、目立ちたがりで自信家、頑固である場合も多いです。


こういう相手には以下のように「いったん受け入れる」接し方が良いです。

だから、こうなんですよ。

そうですね、そのように考えておきます。

自分の主張という自己顕示欲が満たされて落ち着くことが多いです。


また、「つまり」という言葉は論理的に聞こえますが、”話の要約をして筋が通っている”ように見せているだけのことも多いです。

「でも」「だって」

 これらの「D」から始まる言葉はネガティブワードとしても有名です。


言われたことに対して不安や不満、やる気のなさなどがあるときに使われやすいです。


この言葉は相手もネガティブに持っていくワードで否定や消極性を感じさせてしまうため、返答として気持ちがいいものではありません。


口癖にしている人は自信がなく、ネガティブで依存的な場合が多いです。


ネガティブな意識に共感しつつも、自己肯定感を高める工夫が必要です。


また、「でも」「だって」を使いがちの人はそれを「すいません」などの前置き言葉や具体策を加えてみましょう。



さらに、「でも」のあとに前向きな言葉を加えると好印象です。

これ、やっておいてくれる?

でも、
明日にならないとできないよ…

すみません。
明日の午後ならできるのですが…

すみません。でも、
明日の午後だったらできます。

「別に」

 かつて、この言葉ひとつでその場が凍ったという伝説がある言葉です。


あまり使われないですが、この言葉の裏には頑固さや相手への嫌悪感が含まれています。

意図的に使う場合には、会話の強制終了や相手の不安をあおり、混乱を与えようとしていることがあります。


多くの人はこの言葉を受けたら以下のように感情的になってしまいます。

「別に…」

ホワイ!? ジャパニーズ ピーポー!!

まんまと相手の罠にはまっていますね。


そういう時は心の中で「おっ、エ〇カ様じゃん。」と思うようにすると冷静になれるかもしれませんね。

このように、言葉というのは些細なことだけどひとつでも印象を変えることができる大切な要素です。

言葉は影響力が強い分、ご褒美にも凶器にもなりえます。

ぜひ、皆さんの言葉で暖かく明るい空間が作られることを願っています。

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この記事を書いた人

心理師ブロガー┃公認心理師,健康管理士,介護福祉士
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