災害に備える心理学 デモや騒動を起こす群衆の心理

心理記事
IZUMIMARUさん

こんにちは。介護健康心理カウンセラーの西本です。
今回はデモや騒動を起こす群衆の心理について書いていきます。

 皆さんはテレビなどで大災害でパニックに陥る人々、デモや暴動を起こしている人々のニュースを見たことがあると思います。
重大な環境、社会問題でいつ自分の身の回りで起こるかなんてわからない。

とても不安だし、もしも自分が巻き込まれたらどうしよう、と感じたことがあると思います。

自衛のために地下房を作るのは無理だし、格闘技を習うにも時間がないし、武器を買うのもちょっと違う。一応災害時の避難具などは用意したけど不安…だと思います。

そんな状況を避けるには知識武装して群衆心理を理解するのが一番手っ取り早いです。

群衆の心理を理解して、戦わずに安全圏に移動するのが賢い自衛だと思います。

前回は流行で盛り上がる集団の心理を解説していますので、合わせてそちらも見ていただけるとより広い理解が深まります。

1.危ないのはどっち?集団と群衆の違い

歩夢さん

 集団と群衆には以下のような違いがあります。

集団:人数が2人以上の集まり
群衆:同じ組織や所属ではないが共通点を持つ一時的な集まり

集団は人数を単位としたただの集まりを言います。
群衆は共通点をもとに群れをなしている集団と言えます。

群衆はさらに「モッブ」と「聴衆」に分かれます。
モッブとは能動的な集団で暴動やデモ行動起こす人たちはこれに分類されます。

音楽のライブ会場などではしばしばモッブという人たちが走り回ることがあります。
この人たちは興奮してるけど比較的統制が取れていて、統率者が居るので端から見る分には安全です。

話を戻しますが、そのモッブたちにも分類があります。

[攻撃的モッブ]
 乱闘騒ぎや暴動を起こす攻撃的な集団

[逃走的モッブ]

 災害や暴動から逃れようとパニックに陥っている集団

[利得的モッブ]

 バーゲンや初売りに殺到する集団

[表出的モッブ]

 騒ぎを起こして興奮を発散する集団

聴衆は娯楽や情報収集などを目的に集まった集団です。
聴衆も2種類に分けられます。

[意図的な聴衆]

 コンサートやスポーツの観戦などで集まった集団

[偶発的な聴衆]
 事故などの見物で集まる集団

何か問題やイベントがあった時、乱暴なのがモッブと呼ばれ、安全なのが聴衆と呼ばれるんですね。
ただ、このモッブと聴衆は状況によって変身することがあるみたいで、安全な聴衆たちがライブで見ていて、好きなアイドルの話で喧嘩を始め、暴動を起こしたらモッブになるというわけです。

興奮した雰囲気は周囲にピリピリと伝わり、それを見ている人たちも興奮気味に野次を飛ばしたりして騒動が拡大するということもよくある事です。
なので、危険を察知したらどちらとも距離を置いて安全なとこから様子をうかがうのが良いでしょう。

2.騒ぎを起こす群衆の心理

naaagaaaさん

 ここまでで危険な人の種類は理解したけど、なぜそのような事に至るのでしょうか?
そこにも群集心理が働いています。群衆の心理的特徴は以下の3つです。

同質性

似たような集団の中で一体感が増して、自己の感覚が弱まることで周囲との同調行動を起こす。

情緒性

興奮状態にある周りの雰囲気に流されて冷静さを失い、合理的に考えられなくなる。

無責任性

匿名の環境などから個人の責任を感じにくく、遠慮がなくなってしまう。

災害時には不安をあおる扇動者や不確実な流言やデマなどの嘘に十分気を付けなくてはいけません。
そして、自らもその群衆に染まりやすいことも理解しなくてはいけません。

災害や暴動時にパニックに陥ってる人を見ると、いくらメンタルが強くても自分もパニックに陥いりやすくなります。
ホラーやゾンビ映画などはその状況を良く再現しているのではないかと思います。

acworksさん

また、これらの心理はネットでのいじめ問題にも通じることだと思います。
意識していないところで実は身の回りではこのようなことが起こっているという事です。

以上のようにいざとなった時は、知識と必要なものを持って安全に動き回るのが大事です。
ぜひ、皆様が騒動に巻き込まれず(ゾンビに襲われても)安全に生き残れるよう祈っています。

下にいざとなった時に役立つ関連記事を置いておきます。

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