イライラした人に絡まれると大変ですよね。
「何とかならないかなあ」というお悩みに対して、色彩心理学から対処法をお伝えいたします。
それは、「ピンク色を上手に使う事」です!
どういうことなのか、ピンク色が人の心理に与える効果を解説していきます。
ピンク色が好きな人の性格
ピンクが心理に与える効果の前に、ついでにピンクが好きな人の性格を見ていきましょう。
ピンク好きさんは、基本的に優しく温和ですが、繊細で情動的な部分があります。
ピンク色で相手の怒りをコントロールする
ピンク色を見ていると、人の心は落ち着きます。この現象は「ベイカー・ミラー・ピンク効果」と言われます。
その効果の名前の由来には、以下の経緯があります。
米国のワシントン州シアトルにある海軍更生施設では、海軍兵曹長のジーン・ベイカーと、責任者のロン・ミラー大佐が一面ピンク色にした部屋に暴徒を収容しました。
すると、どんなに暴れていても15分程度で静かになったのです。
また、アメリカのサンタクララ刑務所でも、一面ピンクの「ピンク・ルーム」を作って、凶悪犯を収容しています。
これらの心理作用から、ピンク色はさまざまな場所で使われています。
なぜ、このような作用があるのかは不明ですが、次のような心理実験もされています。
米国ジョン・キャロル大学のパメラ・プロフセックは、ピンク色と赤色の部屋を用意し、その部屋に5分いた後の不安を測定しました。
結果、同じ暖色でもピンク色の方が不安が減少しました。
人はピンク色を見ていると、興奮を沈めて落ち着くような安心感を覚えるのだろう。
オードリー春日さんや林家ペーパー子さんがフワッとした雰囲気に見えるのにも理由があるんですね。
もしも、謝罪やクレーム対応に応じる場合には、心理学的にはピンクのシャツやネクタイが効果的と言えるでしょう。
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