人体の不思議というのはとても奥深いものです。
実は、進化の過程で不要になった臓器や無くても平気だと言われる臓器が存在したりします。
しかし、私たちの身体は驚くような機能や特徴も持っているのです。
今回はそんな身体の中にスポットを当てて、存在や頑張りをクイズ形式で見ていきましょう。
ちょっとした豆知識として会話のネタとしてお楽しみください。
- 面積No1決定戦
- 一番大きい
臓器はどれ?
↓以下にそれぞれの解説を載せています。
問題を押したら解説が出ます。
一番大きい臓器はどれ?
1位:小腸(約200㎡) 2位:肺(約90~100㎡) 3位:皮膚(約1.6㎡)
臓器の表面積は見た目では測れないものです。日本人の平均的な大腸の長さは約1.5メートル、小腸の長さは約6〜7メートルもあります。また、大腸の内壁を全部広げると、その表面積はなんとテニスコート半面分=約100平方メートル、さらに小腸はその2倍、テニスコート1面分=約200平方メートルもの表面積があると言われています。
体重に占める割合が一番多い器官はどれ?
1位:筋肉(約40%) 2位:骨(約20%) 3位:皮膚(約16%)
体重に占める割合で強さを発揮するのは一つの大きさより全身に存在する数になります。筋肉は骨格筋だけでも約600を超え、約206個の骨と一緒になって体を支えています。
エネルギーを一番消費する器官はどれ?
1位:骨格筋(約22%) 2位:肝臓(約21%) 3位:脳(約20%)
今回は接戦でした。やはり、日中活動するときに使う筋肉が一番エネルギーを使います。肝臓は非常に多機能で主な働きは3つあります。 1つ目は、蛋白の合成・栄養の貯蔵、2つ目は、有害物質の解毒・分解、3つ目が、消化に必要な胆汁の合成・分泌です。しかし、脳は小さいながらも体重の役4割を占める筋肉と張り合っているので、実質1位です。
情報量が一番多い器官はどれ?
1位:視覚(約80%) 2位:聴覚(約10%) 3位:嗅覚(約3.5%)
感覚器官は視覚、嗅覚、聴覚、触覚、味覚の5つがあります。「見た目が9割」で有名なようにやはり視覚から入る情報量は約8割を占める程膨大です。「百聞は一見にしかず」ということわざは正しいと言えるでしょう。しかし、視覚の情報は脳で補正されています。見えていないところはイメージで補われているのです。一つの情報に過信しすぎないようにも気を付けた方がよさそうですね。
一番多く血液が送られている臓器は?
1位:肝臓(消化管、約20~25%) 2位:腎臓(約20%) 3位:骨格筋(約15~20%)
血液は全身をめぐっています。この戦いは血液が100%送られる肺を除いたものとなってます。先ほどの問題でも肝臓の役割をお伝えしましたが、肝臓は血液を解毒して、代謝を行っているので血液のチェックを行っていると言えます。そのため、血液の流量も多いのです。
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