表情で心を知る

心理記事

こんにちは!介護健康心理カウンセラーの西本です。
今回は「表情から相手がいまどんな感情なのかを知る」という内容について書いていきます。

表情の捉え方

私たちは日ごろから視覚を使って感情などの情報を取り入れて判断しています。

人がどのような感情をしているか、嘘をついているかなども表情から判断できるようになりました。

しかし、人間関係において表情というのは意図的に作られていることが多いのが現状です。

感情に素直な表情をしていては人間関係において摩擦や衝突が起こるので、多くの人はペルソナを被って演じて生きているでしょう。

ですが、表情というのは感情の写し鏡でもあります。覚えておくと人を理解するうえでひとつのツールになってくれるでしょう。
より正確に感情を知るためには以下の記事も併せて読んでみてください。


心理学では表情に関する研究も古くから行われてきています。

有名なものを3つ紹介します。

表情研究3選

①メラビアンの法則
 心理学者のアルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」。
これは、感情や気持ちを伝えるコミュニケーションにおいて印象を決める情報の内訳を調べたものです。メラビアンの法則では言葉にした感情と矛盾した表情や声で伝えたときに優先される情報の割合を示しています。
よく「見た目が約9割」のような解釈で表現されていますが、メラビアンの法則は見た目が印象を決めるわけではなく、感情を判断する時の見た目の影響力を表してます。
この実験は表情や身だしなみ、態度、ボディランゲージなどの非言語コミュニケーションを合わせるとメッセージを言葉以上に伝えることができるとした法則です。
下の記事ではこちらの内容を用いたコミュニケーションに関して解説しています。

②エクマンの基本感情説
 アメリカの心理学者ポール・エクマンは表情と感情の関係を研究しました。
そして、人間の基本感情は6つとしました。
それが「喜び」「恐怖」「嫌悪」「驚き」「悲しみ」「怒り」です。
「喜び」以外はネガティブな感情なのもわかります。人は基本感情の多さからネガティブな感情を感じやすいとも言えるでしょう。人間関係ではこの感情を踏まえて対話なども意識することができます。
この研究ののちにほかの心理学者たちによりさらなる研究や対論がなされていきます。
そのうちの一つを次に紹介します。

③サッカイムの表情研究
 アメリカの心理学者ハロルド・サッカイムが行った表情の研究です。
エクマンの基本感情の写真を顔半分に切り分けて片方の顔を反転させることで、右顔だけの表情写真と左顔だけの表情写真を作成しました。
これを見た人たちは喜びの表情以外、すべて左側の顔に感情が強く表れていると感じました。
実はエクマンの実験では喜び以外は意図して作られた表情だったのです。
そのため、嘘は表情が左右非対称になり、左の顔に本当の表情が表れるというのが分かりました。
私たちは仕事で営業スマイルをしていても左の顔だけ引きつっているかもしれません。

この3つの研究は相手の感情を理解するのにとても有益なものだと思います。
人が避けて通れないものは人との関わりです。
なので、これらの情報をうまく利用して良い人間関係を作っていきましょう。

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