長期休み明けと水曜日はメンタルが悪化する!?勤務と心理学

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1週間の中で人間関係が悪くなる曜日がある!?

1週間の勤務の真ん中になる曜日は、人付き合いやトラブルに注意しましょう。

アイオワ大学のスティーブ・ダック教授の調査では口喧嘩が多く、一番人間関係でトラブルが起こりやすいのは「水曜日」だという結果が出ました。


人は曜日によって気分や体調に影響を及ぼします。

有名なものとして、日本では「サザエさん症候群」があります。

翌日の月曜日から仕事が始まるという事で、多くの人が憂鬱になるというのが由来です。

実際、アメリカではある少女が「月曜日が嫌いなの」と銃乱射事件を起こしました。


そうすると、月曜日と日曜日は一番危険かと思われますが、月曜日はほかの曜日に比べ口喧嘩の回数が少なかったそうです。


これには、週末の「メンタルリセット」や「始業の緊張感」が影響しているのではないかと考えられています。


このことから、大事な取引やクライアントとの面談、プレゼンは水曜日を避ける方が望ましいでしょう。

シフト勤務でこの研究を応用するなら「勤務の真ん中の曜日を避ける」方が良いでしょう。


シフト勤務で交渉や頼みごとをする場合は相手、パフォーマンスを高めて仕事やタスクをこなすなら自分が真ん中を避けると良いです。

ただ、それ以外にも、忙しくない時や機嫌のいい時など考慮しましょう。

また、平日勤務のサラリーマンは、金曜日の午後は休日の予定を考えてしまい、タスク処理能力が落ちるとも言われています。

休日前の午後に重いタスクをこなさないよう業務配分するということですね。

アメリカの心理学者アルフレッド・アドラーは「すべての悩みは対人関係の悩みである」と言いました。

人間関係を制する者は、仕事も日常ひいては人生をも制するという事ですね。

長期休暇で「仕事に行きたくなくなる」3つの心理

1.予期不安

mybearsさん

 予期不安は業務と人間関係に生じることが考えられます。

予期不安とは頭の中に想像で不安な考えが生まるものです。


この場合の不安な考えとは、長期休暇により職場の環境が知らないうちに変化する、休んでいる間に仕事が溜まる、長期休暇による周囲の評価を恐れるなどがあると思います。


医療や福祉の現場では患者様や利用者様が入れ替わるので日々変化が生まれます。

さらに、連絡事項や仕事が溜まり、休んでいると周囲と関わりが減り、「のんきに休んで…」と思われるのではないかと考えてしまうのですね。


連休後の溜まった仕事量は確かに負担です。

内容を確認してスケジューリング、養った栄気で仕事を一気に消化していく。

それは考えただけで嫌になるのもわかります。


周囲との関係性では、存在を忘れられるのに抵抗を感じてしまいます。

自分がいなくても回っている会社や長期休暇で役割を失い、孤立感を感じることもあります。


これにはマズローの欲求階説の集団に属する「所属と愛の欲求」、認められたい「承認欲求」が関わっているのではないでしょうか。


次の記事では承認欲求について書いています。

2.罪悪感

bBearさん

 繊細な人や責任感がある人は休む事で「仕事で役に立てていない」などと罪悪感を感じます。


また、役割や責任が伴ってくると「こんな時に居ないなんて」とか「忙しいのに」、「こっちは休めないのに」と思われることにも罪悪感を感じてしまいます。


休んでいるのに罪悪感を感じ、気持ちがすっきりしないなんてことも長期休暇を嫌がる原因になります。不安は罪悪感を助長し、罪悪感は不安を生む「負の連鎖」に陥りやすいです。


このような感情になるのはある程度致し方ない部分もあります。


それを軽減するためには本人と周囲の理解を合わせて行くことが大事です。


職場の理解が伴わないと人間関係で不利益を被る可能性もあります。


まずは、理解の統一のため働き方改革について話し合いをするといいでしょう。

休日に休む事は労働者の権利なのですから。

3.生活リズムの変調

 普通の会社員であれば仕事を含め、ある程度一定の生活リズムを維持して過ごしています。


パートやシフト勤務であったとしても決められた枠組みの中で生活しています。


このリズムや枠組みがあるからこそ仕事にメリハリが付きます。


体温が一定のように、人は変動が少ないほうが、心の安定を保てます。


長期休暇は良くも悪くもこのリズムを崩すことになります。


変化に強い人は柔軟に働くことができますが、人によっては逆にストレスになってしまうのです。


生活リズムが激動で常に忙しい人は燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)になってしまいます。


サービス業や医療・福祉、教師などの仕事は感情労働で特に陥りやすい状態なので気を付けましょう。


また、働いている人は曜日によってトラブルを起こしやすい曜日というのもあります。

一定のリズムにも気分の波があることを覚えておきましょう。

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この記事を書いた人

心理師ブロガー┃公認心理師,健康管理士,介護福祉士
有益な心理学を発信し、心と生活の豊かさを応援。
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