ノンアルコールでよくない?ってなる心理学


 最近は、コロナ蔓延防止策や健康意識の高まりから、ノンアルコールの需要が増えてきました。


今後は、お酒の提供が全面的に解禁され、アルコールを楽しむ人も増えるかと思います。


しかし、久しぶりに飲むとお酒も弱くなり、適量を超えてしまい悪質な酔っぱらいも増えるでしょう。


この記事では、それらを未然に防ぐ「ノンアルコールの心理効果」と「酔っぱらいの怖さ」について解説します。


読み終わったあと、「ノンアルでよくない?」って思うかもしれません。


飲む人も飲まない人にも知って得する内容となっています。

ノンアルコールにはストレス軽減効果がある

 市場が急拡大し健康意識などからノンアルコールの需要は年々高まっています。


しかし、アルコール愛飲者からは「ノンアルコールなんて飲む意味がない」と言われたりします。


アルコールを取る事が目的なら意味はないかもしれません。


ただ、多くの方にとってお酒は「ストレス解消」や「リラックス」がメインなはずです。


では、本当にノンアルコールにはストレス解消やリラックスの意味がないのでしょうか。 


実は、ノンアルコールには強いストレス改善効果がある事が分かっています。

2015年「Effect of a Luxury Item (Nonalcoholic Beer) on Stress Reduction」の論文では、心理生理学指標を用いて、ノンアルコールビール(キリンフリーとアサヒドライゼロ)と水を飲んだ学生のストレス軽減効果を調査しました。


結果、「ノンアルコールビールでもストレスが軽減された」ことが明らかになったのです。


被験者は全員がビール好きであったが、ノンアルコールは嗜好に関係なくストレス軽減効果があると分かりました。


このメカニズムは明らかにはなっていないが、 キリンフリーよりもアサヒドライゼロのほうがストレス改善効果があったとしました。


最近では、ノンアルコールのクオリティも高く、特定保健用食品(トクホ)のノンアルも出ています。


ノンアルコール居酒屋もあったりして、時代の変化を感じます。

酔っぱらいからは逃げるのが正解

 夜になると飲み屋帰りの酔っぱらいがふらふらと歩き回ります。


暗い夜道ですれ違う事もあるでしょう。


そんな時多くの人は「ちょっと怖いな。」と思い警戒してます。

実はその直感は正しいのです。


どういうことかというと、次のような実験があります。

アメリカのケンタッキー大学のネイザン・デウォールは21歳~35歳までの553名にアルコール摂取後に電気ショックを与えるゲームをやってもらいました。


結果、酔った男性のみが相手に強い電気ショックを与えました。

女性は酔っても電気ショックの強さは変わりませんでした。


また、太った男性はさらに強い電気ショックを与える傾向にある事も分かっています。


この結果から、酔っぱらった男性は暴力的になる事が分かりました。


もちろんすべての男性がそうではありません。


ただ、酔っぱらいを見て「なんとなく危ないな。」と感じたら、直感を信じて距離を置くのが無難です。


最後に、お酒にまつわる名言を残して終わります。

責められるべきは酒を飲むことではなく、度を過ごす事だ。

ジョン・セルデン(1584-1654)

酒に害があるのではなく、泥酔する人に罪がある。

ベンジャミン・フランクリン(1706-1790)

酒が人間をダメにするんじゃない。人間はもともとダメだという事を教えてくれるものだ。

立川談志(1936-)
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この記事を書いた人

ブロガー┃公認心理師、健康管理士、介護福祉士
有益な心理学を発信し、心と生活の豊かさを応援。
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