楽しい時間はあっという間【浦島太郎現象】


 心理学では、「時間を気にするかどうか」で時間の感じ方が違うとされます。


誰もが一度は時間を忘れて楽しんだ記憶があると思います。


「退屈な時間は長いのに、楽しい時間はあっという間」に感じた事もあるでしょう。


退屈な時は「早く終わらないかなぁ」と時計を眺めていませんでしたか?


このような時間の感じ方は、昔話の ”浦島太郎” にも見られます。


作中では、浦島は次のように話します。

うらしま

「竜宮の三年は、この世の七百年にあたるのでしょうか?」


「なぜ、浦島太郎は3年としか思えなかった」のだろうか。


「竜宮城では時の流れが遅い」という問題には深堀しないでおこう。


楽しいことが多くあると、時間が過ぎるのを忘れてしまう事がある。

浦島太郎では、それを極端に描かれているのです。


昔話には、その逆を描いた作品もあります。


中国の故事「一炊の夢」では次のような内容が描かれています。


「うたた寝をしていたら、夢の中で一生に起こる栄枯盛衰のすべてを見たが、目覚めると寝る前に炊いた栗飯さえまだ吹き上がっていなかった。」というのです。


夢の中では、時間に注意は向かず、目覚めてから時間の流れを意識したというものです。


夢による時間の知覚では説明はつかないが、表現としてはとても奥が深いです。


最近では、時間の感じ方には次の要因があると考えられています。

  1. 時間を気にしているか
  2. 時間に対しての出来事の体験数
  3. 身体の代謝
  4. 感情の多さ

他にも、時間の知覚を左右させる要因はあるでしょうし、個人差も大きいと思います。


もしも、時間を早めたり遅くしたいと思うなら、これらを意識してみてはいかがでしょう。



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この記事を書いた人

ブロガー┃公認心理師、健康管理士、介護福祉士
有益な心理学を発信し、心と生活の豊かさを応援。
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