「映像」「声」「文字」どれが一番有効!?

心理記事
原画 =sasa=さん

こんにちは、介護健康心理カウンセラーの西本(@masacounselor)です。

 私たちが相手に何かを伝えたい時、相手にとって一番良い方法を考えなくてはいけません。


耳が悪い人に言葉で説明したり、目が悪い人に文字の細かい説明書を渡すのは悪手であることはわかると思います。

さらに、人には特性として視覚や聴覚での記憶・理解にも差があります。

例えば、学校の授業内容は「黒板の文字」か「先生の話」かで記憶力が変わる人もいるでしょう。


伝える方にも気遣いや苦労が必要です。

心理学では相手に対して、効果的に伝える方法というのがわかっています。


今回はそのテクニックをご紹介します。

この記事は、話を上手かつ効率的に伝え、信頼と成功を掴む方法をお伝えします。

印象付けるなら視覚に訴える!

右画 FineGraphicsさん

 人それぞれに覚えやすい方法というものがあります。

例えば、FAXやメールで文章を送ったが意味が通じず、電話や会って話をした経験は無いでしょうか。
他にも、絵を書いて説明してほしいという人もいます。

情報を共有したり説明するには写真や動画などを見せて、視覚に訴える方が圧倒的に伝わりやすいです。

なぜなら、「人間は視覚的動物」だからです。


では、「今あなたが居る場所を赤の他人へ言葉で説明」することができるでしょうか?

多くの人が、伝えるのは難しく必死になると思います。

それよりも、居る場所の写真や地図を渡した方がすぐに理解してもらえるでしょう。


実際に、以下のような研究もあります。

カナダにあるショップ大学のリオネル・スタンディングは、以下の視覚的記憶実験を行いました。

  • 1万枚の飛行機や犬など日常的な写真を1枚につき5秒間見せる。
  • 1万語の単語をひとつにつき5秒間見せる。

結果、単語は1000語を超えると、記憶できる内容は62%まで落ちましたが、写真で見せた場合はほぼすべての情報を覚えることができたと言います。

スタンディングは、❝仮に100万枚の写真を見せても73万1400枚は思い出せるだろう❞と述べています。

人は文字よりも映像の方がはるかに記憶しやすいのである。

見た目で「損する人・得する人」の必勝法

 「人は見た目が9割」という言葉がメジャーになりましたが、人と会った方がいい人とは、見た目やユーモア・センスに自信がある人でしょう。

しかし、そうでもないと思う人は、文章で勝負すると安定的に好感度を高めることができると言います。

ヴァージニア大学のステファン・ウォーチェルは好かれてる人(とある人気キャスター)と嫌われている人(とある政治家)に河川の汚染は住民が責任を負うべき」という説得をさせました。

その時の手法は「テレビ」「ラジオ」「文書」の3種類です。

結果、15点満点でメッセージの受け入れ度(賛成度)を測定すると次のようになりました。

「賛成度」テレビラジオ文書
嫌われている人3.68点5.74点6.37点
好かれている人10.16点8.50点7.20点

数値で見えるように、「好かれている人は対面での説得が一番効果的」という事が分かりました。

そして、注目すべくは文書の得点の高さです。

ここまで文字よりも写真や対面を支持しましたが、文書では好感度に関係なく、安定して影響を与えることができています。

相手に「好かれているかわからない」「嫌われている」と思う時は対面を避けた方がうまく事を運ぶことができるのではないでしょうか。

上手にコミュニケーション方法を選択していくのも大切な手段です。

参考書籍

直接会わずに相手を操る超心理術 [ 内藤誼人 ]

「非対面型・心理交渉」の秘訣

会ってないのに好感を持たれる

心理実験で判明した裏ワザ!!

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