歳を取るほど幸せになる「長寿で幸せな高齢者の特徴」

健康記事
原画 photoBさん

こんにちは、介護健康心理カウンセラーの西本(@masacounselor)です。

 幸福度が高く、長生きの人が普段から使う言葉は、「ポジティブ」であることが多いです。

むしろ、ポジティブな人こそ幸せに長生きするとも言えます。


ポジティブとは、単に陽気なだけでなく、物事に感謝をして、前向きに考えていける思考や性格を言います。

過度な心配や不安は心身に悪影響であり、ポジティブな考えは健康にもプラスの影響を与えるのです。


今回は”長生きする人”が使う「言葉」と、幸せで健康的に長生きする思考法についてお話します。

長生きな人が日記に書いた言葉

米国ケンタッキー大学のデボラ・ダナーは、ノータルダム寺院にいる180名の尼僧の日記を調べました。

尼僧は、自分の身の回りの出来事や感想を日記に記していて、言葉がポジティブなグループとネガティブなグループの85歳と93歳時点での生存率を調べました。

結果は、「ポジティブな日記を書く人が長生きする確率が高い」事が分かりました。

85歳時点では、ポジティブな内容79%、ネガティブな内容54%
93歳時点では、ポジティブな内容52%、ネガティブな内容18%

また、よく日本の高齢者と言えば、仏壇やお寺に行っては礼拝らいはいをしている印象があります。

特に、長生きの高齢者ほどそういう印象があるのではないでしょうか。

私の経験上、高齢者と関わっていると、100歳を超えている人ほど律儀で行儀正しく、感謝の気持ちを忘れていない人が多いです。

道端でも、お地蔵さんの前を通るたびにナムナムしています(笑)

歳をとるとポジティブになる!?

 ポジティブな日記を書く人が長生きする事が分かりました。

「でも、私はネガティブな方だから」と思っている方はいませんか?

実は心理学では歳を取るほどポジティブになる可能性が考えられています。
それには以下があります。

①高齢者のポジティブ選好性

 これは「社会情動的選択性理論」「エイジングパラドックス」とも言われています。

高齢になると、体の不調や親しい人の死などを経験して辛いはずなのに、高齢者の主観的幸福度は高まっていくことが、国内外の調査で明らかになっています。

ネガティブな情報よりもポジティブな情報に目を向けやすくなるので、ポジティブさが維持されると考えられています。

②老年期超越

 これも「エイジングパラドックス」 の一種です。

歳を重ねることで、失敗を経験し変なプライドが減り、対人関係や興味の幅が狭まる事で、自由な発想で考えられるようになるとされる。

それによって、主観的な幸福感が高まると言われています。

歳を重ねる程、この傾向がみられるとされています。

若者よりも高齢者の方が幸せ!?

photoBさん

さらに、実は「若者よりも高齢者は幸せを感じている」という研究もあります。

スイスにあるチューリッヒ大学のシュワント・ヘインズは、13万人のドイツ人のパネル調査を分析した結果、人生の満足度は高齢になるほど高まる事が分かりました。

21歳の時には、期待や欲望が現実に得られるよりも9.8%高く、68歳では期待や欲望の方が、現実に得られるよりも4.5%低くなったのです。

多くの望みを持てば持つほど自分に足りないところを見てしまい、その差で人は不幸を感じて行きます。

高みを目指すのはステキな事ですが、「80点越えればいい」とか「特定の分野だけ高みを目指そう」など過度にストレスにならない”目標への登山”をしてみてはいかがでしょう。

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