部屋のにおいで性格が悪くなる!?

心理記事
Yoshさん

こんにちは、介護健康心理カウンセラーの西本(@masacounselor)です。

 良い匂いがする人と嫌な匂いがする人、どちらに優しく接することができるでしょうか?

私たちは不快な匂いを嗅ぐと他人に厳しい態度をとることが心理学的に分かっています。

つまり、良い匂いの人がつまらない冗談を言っても笑って過ごせるところ、嫌いな匂いの人が言ったらドン引きされるということです。

冗談です。画面越しに匂いは無いので無反応で大丈夫です。

こ、この記事は印象を良くしたり、トラブルを回避するのに役立つ内容となっています。

実際の研究

イギリスにあるブリマス大学のサイモン・シュネルは市販の「おならスプレー」を使って、匂いによってどれだけ他人に厳しくなるのかを調べました。

次の3つの部屋を設定します。

  1. とても不快なにおいのする部屋(おならスプレーを6フィート離れたゴミ箱に8回散布)
  2. ほどほどに不快なにおいがする部屋(おならスプレーを6フィート離れたゴミ箱に4回散布)
  3. 無臭の部屋(おならスプレー無し)

このそれぞれの部屋の中で参加者に「従兄弟とのセックスは道徳的にどれくらい許しがたいですか?」など4つの道徳的質問をしました。

結果、不快なにおいにいる人は「許しがたい」と判断し、無臭では「問題ではない」という答えが多かったそうです。

※6フィートは約1m83㎝
 おならスプレーはたぶんコレ。
 レビューは大興奮。
 しかも、なんと「オーガニック素材」。

おならスプレー

全米ベストセラーの臭いスプレー

「思ったより臭い」

「サイコーに臭い」

「手につくと臭いが取れない」


ユーモアが効いた実験ですね。
手に付いたら取れないくらいキツイ臭いならそれは厳しくもなりますよね。

匂いのきつい部屋では不快感が強くなり、ストレスとなることで怒りっぽくなってしまうのも経験的にもうなずけます。

という事は、職場や自分自身の匂いには気をつけておかなければいけませんね。

人間の嗅覚は感情と結びつきが強いので、「不快なにおい=嫌いな人」のように今後の関係性に影響してしまうかもしれません。

医療福祉の現場では部屋に不快な臭いが充満することは「あるある」なので注意しましょう。

嗅覚の差

MICHYさん

 今回はイギリスでの実験でした。では、嗅覚の過敏に国別の差はあるのでしょうか。

調べてみましたが、遺伝や育ちなど環境的な要因も大きいとされているものの、日本人との明確な差は結論付けられなかったという論文がありました。

結果、おならスプレーは全人種に共通して臭いという事にしておきましょう。

ちなみに、イギリス人は次のような性格だそうです。

  1. 礼儀正しく、敬語を使う
  2. 断り方は遠回し
  3. 謙遜する
  4. 男女ともに紳士的
  5. プライドが高い

日本人と似ているところもあり、親近感湧きますね。

参考書籍

さらにすごい心理学 [ 内藤誼人 ]

【紙書籍】 【電子書籍】

嗅覚の程度

 かつてより”他の動物より人間は嗅覚に劣る”と言われてきましたが、「実は人間はネズミや犬と同等の嗅覚を持っている。」という内容を見つけました。

これは科学誌「サイエンス誌(電子版)」で発表された、米ラトガース大学の神経科学者ジョン・マクガン氏の論文がもととなっています。

これによると、ヒトは1兆種類ものにおいをかぎ分ける力を持ち、ネズミや犬と同等に嗅覚が優れているという。

人間の脳内を占める嗅球(脳にある嗅覚情報を処理する場所)の割合はネズミで2%、ヒトで0.01%と小さいですが、嗅球は発達することから機能的な差は少ないとしました。

では、なぜ警察犬や麻薬探知犬などニオイのエキスパートが存在するかというと、匂いを嗅ぎ分けるのにも得意・不得意があるからとされています。

例えば、尿などの動物的なニオイは犬の方が優れていますが、ワインや日本酒などは人間の方が嗅ぎ分けられるそうです。

「遺伝や育ちなど環境的な要因も大きい」と述べましたが、人種で嫌いな臭いが違うように、もしかしたら人間の嗅覚の差は好き・嫌いで分かれるのかもしれませんね。

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