前向きになるために必要なひとつの感情

前向きな性格と後ろ向き性格、あなたはどちらでしょうか?


性格は遺伝、文化や生育環境、習慣などによって決められると言います。

そのため、性格は十人十色でしょう。


「私は後ろ向きな性格だから…」と悲観する必要はありません。

今からでも前向きになる方法があります。


それが、「自尊感情を身に付ける」ことです。


今回はそんな自尊感情について解説したいと思います。


この記事は”前向きな性格になりたい”、”誰かを前向きにしてあげたい”と考えている人に有益です。

目次

自尊感情とは

 「自尊感情」とは自分を認めている自己肯定感の事を言います。

例えば、「仕事が出来なくても自分を好きでいられる」のは、自尊感情が高いと言えます。

アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズは”前向きと後ろ向きな性格の違い”はその「自尊感情」によるものとしました。

自尊感情を割り出す公式を考えたジェームズは「成功に対する願望が高い人」は失敗したときに自尊感情が低くなりやすいと考えました。

そのため、完璧な成功を思い描いてしまうと、思い通りにいかず事あるごとに自尊心が低下してしまいます。

ローゼンバーグは「自尊感情尺度」と言う、自尊感情を図るテストを提唱しました。

10項目の質問に「いつもそう思う(4点)」「時々そう思う(3点)」「あまりそう思わない(2点)」「そう思わない(1点)」で採点していくものです。”25点以下は自尊感情が低い”、”26点以上を自尊感情が高い”としています。

「自尊感情尺度」
「いつもそう思う(4点)」
「時々そう思う(3点)」
「あまりそう思わない(2点)」

「そう思わない(1点)」
”25点以下は自尊感情が低い”

”26点以上を自尊感情が高い”
  1. 自分に満足している
  2. 時々自分はダメだと思う
  3. いくつか見どころがある
  4. 友達と同じくらい、いろいろなことができる
  5. 得意なことがあまりない
  6. 「役に立ってない」と感じることがある
  7. 他の人と同じくくらい価値のある人間だと思う
  8. もっと自分を尊敬できたらと思う
  9. 何をやっても失敗するのではと思ってしまう
  10. 自分は前向きである

ローゼンバーグは自尊感情が高い人は「これで良い」と考えているとしています。
とある有名なアニメ”バカ〇ンのパパ”は自己肯定感の塊と言えます。

このように考えている人は「自分は自分、人は人」と分けて考え、自分の価値を見出すことができる性格だと言われます。

なんだか少し、バカ〇ンのパパが羨ましいです。笑

自分を認めてあげられるようになるには自分を肯定的に捉える事です。

肯定的に捉えるには、自信を身に付けることが必要です。

自信を身に付けるには小さな課題をこなしていくことが効果的でしょう。
実際にスモールステップは教育やビジネスの場面でも使われる方法です。

しかし、心理学には「学習性無力感」という言葉があります。
アメリカの心理学者マーティン・セリグマンが提唱した概念で、回避できない状況に長期間置かれるとその状況を変える行動が出来なくなるというものです。

そのため、自尊感情を高めることと同様に、学習性無力感を回避する努力が必要です。

ほかにも、性格の理解や自信の付け方として参考になる記事を以下に張っておきます。

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参考書籍

さらにすごい心理学 [ 内藤誼人 ]

【紙書籍】 【電子書籍】

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この記事を書いた人

心理師ブロガー┃公認心理師,健康管理士,介護福祉士
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