なぜ?3日休むと仕事に行きたくなくなる心理

心理記事
RRiceさん

こんにちは!介護健康心理カウンセラーの西本です。
今回は「3日休むと仕事に行きたくなくなる心理」についてお話していきます。

 私はとある日、上司と同僚の話を聞いていました。

同僚
同僚

「長い連休とってみたいですよねー。」

上司
上司

「でも、3日休むと仕事行きたくなくなるから休みは2日でいいよね。」

同僚
同僚

「そうですよねー。2連休は良いんですけど3連休だとねー。」



ここで私は「え?なんで3日なの?」と疑問が生じたのです。

この休みの日数は個人差があれど、連休明けで仕事に行きたくないと感じた人は多いのではないでしょうか?
そう感じた時、いくつもの心理的要素が皆様の中に発生しています。
その心理状態というのを考えてみたいと思います。

1.予期不安

mybearsさん

 予期不安は業務と人間関係に生じることが考えられます。
予期不安とは頭の中に想像で不安な考えが生まるものです。

この場合の不安な考えとは、長期休暇により職場の環境が知らないうちに変化する、休んでいる間に仕事が溜まる、長期休暇による周囲の評価を恐れるなどがあると思います。

医療や福祉の現場では患者様や利用者様が入れ替わるので日々変化が生まれます。
さらに、連絡事項や仕事が溜まり、休んでいると周囲と関わりが減り、「のんきに休んで…」と思われるのではないかと考えてしまうのですね。

連休後の溜まった仕事量は確かに負担です。
内容を確認してスケジューリング、養った栄気で仕事を一気に消化していく。
それは考えただけで嫌になるのもわかります。

周囲との関係性では、存在を忘れられるのに抵抗を感じてしまいます。
自分がいなくても回っている会社や長期休暇で役割を失い、孤立感を感じることもあります。
これにはマズローの欲求階説の集団に属する「所属と愛の欲求」、認められたい「承認欲求」が関わっているのではないでしょうか。

次の記事では承認欲求について書いています。

2.罪悪感

bBearさん

 繊細な人や責任感がある人は休む事で「仕事で役に立てていない」などと罪悪感を感じます。
また、役割や責任が伴ってくると「こんな時に居ないなんて」とか「忙しいのに」、「こっちは休めないのに」と思われることにも罪悪感を感じてしまいます。

休んでいるのに罪悪感を感じ、気持ちがすっきりしないなんてことも長期休暇を嫌がる原因になります。不安は罪悪感を助長し、罪悪感は不安を生む「負の連鎖」に陥りやすいです。
このような感情になるのはある程度致し方ない部分もあります。

それを軽減するためには本人と周囲の理解を合わせて行くことが大事です。

職場の理解が伴わないと人間関係で不利益を被る可能性もあります。
まずは、理解の統一のため働き方改革について話し合いをするといいでしょう。
休日に休む事は労働者の権利なのですから。

3.生活リズムの変調

 普通の会社員であれば仕事を含め、ある程度一定の生活リズムを維持して過ごしています。
パートやシフト勤務であったとしても決められた枠組みの中で生活しています。
このリズムや枠組みがあるからこそ仕事にメリハリが付きます。

体温が一定のように、人は変動が少ないほうが、心の安定を保てます。

長期休暇は良くも悪くもこのリズムを崩すことになります。
変化に強い人は柔軟に働くことができますが、人によっては逆にストレスになってしまうのです。

生活リズムが激動で常に忙しい人は燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)になってしまいます。サービス業や医療・福祉、教師などの仕事は感情労働で特に陥りやすい状態なので気を付けましょう。

また、働いている人は曜日によってトラブルを起こしやすい曜日というのもあります。
一定のリズムにも気分の波があることを覚えておきましょう。


 これらのように、休日や連休は一見ポジティブな印象がありますがネガティブな側面もあります。
しかし、休みというのは働く人の権利ですので、働き方改革でその人に合った働き方ができるような社会を応援しています。

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